ところで、あなたは自分の持っているスマホやiPhoneに入れてある音楽を、車の中でも聴きたいと思ったことはありませんか?
もちろん、スマホ本体にイヤホンを挿して、それを耳に装着して音楽を聴くという事ではありません。車のカーオーディオから流したいのです。
車には大体カーオーディオが標準装備されておりますが、そのカーオーディオとスマホを何らかの方法で接続して、スマホに入れてある音楽を車のスピーカーを通して聴ければいいなぁーということです。
この、何らかの方法に当てはまる機器が、Bluetooth FMトランスミッターです。
FMトランスミッターはスマホとBluetooth機能(ワイヤレス)で接続し、カーオーディオとの橋渡し役を担う、いわゆる送信機です。
このFMトランスミッターを使うと、スマホやiPhoneなどに保存してある音楽を車内のカーオーディオで聴けるようにできます。
FMトランスミッター(BTF-340)は設置もすごく簡単なんです! 上の画像1のように大抵の車にはシガーソケットが装備されていると思います。
そのシガーソケットにFMトランスミッター本体のプラグを差し込むことで電源が取れ、設置も完了します。
なぜシガーソケットに挿すかと言うと、車で電源を確保するにはシガーソケット(別名アクセサリーソケット)を利用するのが唯一の方法だからです。
スマホやiPhone・iPad、そして携帯電話の充電器を使うにも全てこのシガーソケットを利用するのが一般的です。
もしシガーライターが挿してあるなら、それは取り外してから上の画像1のようにトランスミッターのプラグをシガーソケットに挿し込みましょう。
面倒な配線作業や設定はなし
FMトランスミッターとスマホはBluetooth(ブルートゥース)という無線通信技術を使って接続しています。
俗にいうワイヤレス接続なので、面倒な配線作業をする必要は一切ありません。これなら電子機器の扱いが苦手な人も気軽に導入できます。
上記画像1のようにFMトランスミッターを設置した後は、スマホとトランスミッターを相互に認証させなければなりません。と言っても操作は簡単ですので心配しないでください。
まずペアリングといってBluetoothで通信をする機器同士を認証させなければいけません。最初にスマホなど、接続する機器のBluetooth設定を有効にします。
次にFMトランスミッター本体のペアリングボタンを長押しすると電波の届く範囲にある機器の探索が開始されます。
あとはスマホの画面にFMトランスミッターのネットワーク名が表示されていればそれを選択して接続をします。
ペアリングキーとか、PINコードを求められた場合は取扱説明書を確認し入力すれば接続されます。(^^)/
最後に、カーラジオのFM周波数とFMトランスミッターの周波数を合わせれば設定は全て完了です! いよいよ待ちに待った瞬間!
スマホの音楽を再生するとカーオーディオのスピーカーからはお気に入りのサウンドが! (^^♪ 流れていますか?
カーオーディオから音楽が流れる仕組み
仕組みとしては、スマホに搭載されているBluetooth機能(ワイヤレス)を使いFMトランスミッターへ音楽データを送信します。
FMトランスミッターにもスマホと同じようにBluetoothが搭載されているので、スマホからの音楽データをリアルタイムに受信します。
そして、音楽データを受信したFMトランスミッターは、本体に4つあるFM周波数のうち1つをカーオーディオのFMラジオ周波数と合わせることで、スマホで再生している音楽が車内のスピーカーから流れるという仕組みになっています。
利用シーン
普段はスマホに入れてあるお気に入りの音楽をイヤホンやヘッドホンなどをつけて楽しんでいると思います。その音楽をマイカーの中でも聴きたいなぁーと思うことがあります。
特にドライブに行く時などそう思いませんか? 以前はCDを持ち込んでとっかえひっかえしながら好きな音楽を聴いていました。今でもそういう方はいると思いますが、もう時代は変わったのです!(-_-;)
今はスマホ1台で何役もこなす時代になりました。専用のアプリを導入する事で高機能なカーナビにもなるので、わざわざ据付け型のカーナビを設置する必要もありません。独断と偏見です。m(_ _)m
また、旅行先でレンタカーを借りた場合でも、このFMトランスミッターさえあればスマホに入れてあるお気に入りの音楽を存分に楽しむことができます。
旅行予定のある方は、スマホやiPhoneにたっぷりとお気に入りの歌を入れておけば、あとはもうFMトランスミッターを手に入れるだけ!
以上、FMトランスミッターの使い方を簡単に紹介しました。