さーて「思い出の詰まったVHSテープをそろそろDVD化するぞ!」 と
意気込んではみたものの、どんな方法があるのか
またどんな機器を使ったらいいのか等々、分からないことが多いという人もいると思う。
でも心配する必要はありません。
そんな時は下のUSBビデオキャプチャ(400-MEDI008)を使うことで
簡単にデジタルデータ化しDVDにダビングすることができるようになる。
そこで、このUSBビデオキャプチャの接続方法とデジタルデータへ変換する方法を以下に説明します。
USBビデオキャプチャでDVD化
さてこのUSBビデオキャプチャを使うと一体どんなことができるのかというと
簡単にいえばVHSテープや8mmビデオのアナログ映像をデジタル化してパソコンに保存できるということ。
そしてその保存したデータは編集したりDVDに焼いたりして使えるということです。
以上のようにDVD化する前には、VHSテープや8㎜ビデオなどのアナログデータをデジタルデータに変換する必要があり
そしてそれを可能にするのがこのUSBビデオキャプチャというわけです。
DVDに焼いた後はDVDレコーダーやプレイヤー等で再生できるので
大画面のテレビに接続して迫力のある映像を見ることもできるし長期保存も可能です。
どうでしょう便利だと思いませんか。
各機器との接続
下の接続図を見れば、USBビデオキャプチャと各機器の接続方法は一目瞭然なのですが
少しだけ説明します。
では最初にやっておくことがあります。
それは付属のCD-ROMに収録されている「Driver」と
動画編集用のソフトウェア(ShowBiz DVD)を、以下のようにパソコンにインストールする作業です。
- 付属のCD-ROMをPCのドライブにセット
- ビデオキャプチャケーブル本体をパソコンに接続
- Driverをクリックしてインストール開始
- 最後に編集用ソフト「ShowBiz DVD」をインストール
という流れです。
ソフトウェアのインストールに関しては
同梱の取扱説明書通りに行えばスムーズに完了しますので、そちらを参照しながら行ってください。
ビデオ出力と接続する場合
下の画像に示すものと同じような赤・白・黄と色分けされたコンポジット端子が確認できると思います。
確認できましたら、この端子とAVケーブルを接続します。
でもこのAVケーブルは、残念ですが本製品には付属していません。
もし手持ち品があればそれを利用し、無い場合は予め用意しておきましょう。
接続時の注意としては
コンポジット端子とAVケーブルは同色のもの同士を接続すると覚えておきましょう。
そしてもう片方は、オーディオケーブルと接続し
その先端部のミニUSB側をビデオキャプチャ本体のミニUSBへ挿します。
あとはキャプチャ本体のコネクタ(USB-Aコネクタ オス)をPCのUSBポートに挿せば接続は完了です。
Sビデオ出力と接続する場合
上記コンポジット端子の他に下のようなS端子もあります。
お手持ちのS端子ケーブルをS端子に接続し、
もう片方はキャプチャ本体側のケーブルと接続します。
あと忘れてはいけないのは、AVケーブルの赤と白のケーブル。
これは音声用のケーブルなので忘れずに接続しましょう
またコンポジット端子とS端子を比べると、S端子で接続した方が画質は良いので
なるべくならS端子ケーブルを使った方が良いです。
ビデオ映像をDVD化
さて自宅の押し入れには何本ものVHSビデオテープを保管しているという方も大勢いるのではないかと推察いたします。
またアナログのVHSテープをDVD化する手段も色々あるのですが
いかに出費を抑えて目的を達成するのかにも頭をなやますところです。
もし金銭的に余裕があるのであれば
下の画像のようなVHSと一体型のDVDレコーダーを買ったほうが手間暇もかけずにDVD化するのは簡単です。
しかしそうでない方は、やはりUSBビデオキャプチャを使うほうが価格の面では断然安いです。
ビデオテープの劣化に注意!
話は少しそれますが、以下は私の失敗談です。
実は20代の頃、ある文化祭に出たことがあります。
久々にその映像を観ようと思いテープをVHSビデオデッキに入れました。
最初は調子よく再生していて全く問題はなかったのですが
ある場面をもう一度見ようと思い巻き戻しボタンを押したところ
その直後にガガガッーという異常音が発生!
ウワッやってしまった!と思いつつ、とっさに停止ボタンを押して止めました。
そしてあとは「何も問題が起きていませんように!」と祈るばかりです。
そしてそのあと恐る恐る再生ボタンを押してみました。
何も映らない! ガーン! やはりビデオデッキが壊れてしまったと思い再度急停止!
そして急いでテープを取り出した。すると、何とテープが切れているではないか!
まっそれもそのはず、よくよく考えてみればビデオテープを保管してから、何と10年程度の年月が経っていたのだ。
今から思えば保管場所や保管方法を定期的に確認しておけばよかったと反省するばかりです。
このようにVHSテープは切れるリスクが非常に高くなるということを認識しておきましょう。
それにしても本当に残念だ!
以上のように残念な結末にならないためにも保管場所や保管方法には十分に気を付け、
早い段階でDVDメディアに保存しておくことをお勧めします。